Pyae Phyo Ko Ko

2020年8月31日に日本に来ました。

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ミャンマーと日本での生活の違いは何ですか?普段心かけていることはありますか?

日本では仕事をするときにちゃんと準備をし、計画を立てて行います。ミスがないようにしっかり注意して行います。生活面では、日本の食事はミャンマーより野菜、肉のバランスをよく取れるように食べています。自分もそういうふうにバランスを取って食べられるようにしたいので、今頑張っています。

日本に来て大事だと思ったことは何ですか?あるいは日本で大事だと思うことは何ですか?

番大事なのは「日本語」です。何をやっても「確認」がとても重要です。来日した時、勉強してきた日本語では80%くらいしか理解できませんでした。わからない言葉があったら、すぐ質問することが大事です。わからないのにやってしまってミスをしたらもっと大変なことになるので気を付けるべきです。ミスをしてしまったら自分勝手に解決しないで、ちゃんと上司に報告することが大事です。

実際に日本で働いてみてどんな印象を持ちましたか?

日本では小さな作業でも気を付けてしっかり行います。責任感が強いです。挨拶がとても重要です。仕事とプライベートに線を引いて、区別しています。

日本人と仕事する上で学んだこと、気を付けなければならないことなどありますか?

作業をするとき順番を守る、決まった道具で決まったやり方ですることをちゃんと守る、安全第一です。 日本人は率直に言わない場合があります。「~やったほうがいいかも」「こういうやり方もある」など自分に何を伝えたいのか考えなければならないときもあります。分からないときにミスはするものですが、ただし、繰り返しのミスはやらないように気を付けなければなりません。

日本に来てから自分が変化したと思うことはありますか?

あります
以前よりしっかり意識をして仕事するようになりました。仕事開始前に準備をすることができ、その目的もわかるようになりました。計画を立てることの重要さもわかってきました。責任を持って仕事することが分かり、自分もしっかりできるように心がけています。

J-SATアカデミーで勉強して良かったことは何ですか?

日本の生活に役に立つ情報、マナーの教育が良かったです。日本では「あいさつ」がとても大切なので、 学校であいさつするのが習慣になって良かったです。

J-SATアカデミーで勉強している後輩にアドバイスを!

しっかりした目的を持って、それを実行できるように日本語力を身につけることが大切です。勉強してき た日本語だけでは不十分で、「ニュアンス」「相手、状況の空気を読む」ことも大事です。

Zin Ko Oo

2020年8月31日に日本に来ました。

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ミャンマーと日本での生活の違いは何ですか?

ミャンマーよりすべてが便利だし、日本語もできるので問題がなく、大丈夫です。ホームシックや帰国したい気も全くないです。旅行が趣味でいろいろなところに行っています。神戸には3回も行っています。ただし、ミャンマー料理が恋しいです。神戸にも大阪にもミャンマー料理店がありますが、とても高いです。

日本に来て大事だと思ったことは何ですか?あるいは日本で大事だと思うことは何ですか?

番大事なのは日本語力です。日本語ができないとコミュニケーションができないからです。
ミャンマーにいる時のマインドを変えなければならないです。
日本に来る前にミャンマーで働いたことがあり、その経験からみて、ミャンマー人のマインドを変えることが大事だと思いました。例えば、以下のことは絶対守らないと日本で働くときに困ります。
(1) 時間をちゃんと守ること。
(2) 「言われたことをやればいいじゃない」という安易な考え、行動はだめ。責任感を持つこと。
(3) ルールをしっかり守ること。
(4) 間違えたらちゃんと謝ること。
(5) 感謝の気持ちを持ち、ちゃんとお礼を言うこと。
この5点はとても重要です。ちゃんと守らないとミャンマー人の印象が悪くなるので、日本で働くことになったらまず、自分たちが持っているマインドを変えなければならないです。

実際に日本で働いてみてどんな印象を持ちましたか?

会社によって印象はそれぞれ違うと思います。弊社(大同工業所様)はミャンマー人とミャンマーの国をよく理解してくれる会社なので、指導の仕方もうまく、働きやすいと感じています。最初に入国した時に不安や心配がありましたが、特に問題がなかったのがとてもありがたいです。
会社のルールを守り、報連相がちゃんとできれば順調に仕事できると思います。

日本人と仕事する上で学んだこと、気を付けなければならないことなどありますか?

「報連相」、「確認」が大事です。ただ、報連相、確認をするつもりで、「これでいいですか?」といちいち先輩に質問したりすると、迷惑になる可能性もあります。自分の質問に対してちゃんと答えられる先輩もいれば、忙しくて、何度も質問されるのが気に入らない先輩もいるので空気を読むと上手くいきます。 ミャンマーの教育では子供の時からミス、誤りをしてしまうと怒られるので、言われたことだけをやる習慣があります。今は、なにか自分がやったことが間違ったら大変だという緊張や恐怖を常に感じています。 会社からは「よく考えて作業を行うこと。1回はミス等あるかもしれないが、同じミスの繰り返しにならなければいい」と言われているので、これから自分で考えて、確認して、行動する習慣をつけたいと思います。

日本に来てから自分が変化したと思うことはありますか?

あります
前より自信が持てるようになりました。もっと稼げるようになって家族のためにも恩返しできていると思います。今までミャンマーにいる時は家族、友達がいるから何か決断するときに相談や意見を聞いて、頼りがちでした。それが、日本に来てから自分で考え、自分で決めて行動するようになりました。そうすることによって、物事を見極められるようになり、自己責任ということもわかってきました。

J-SATアカデミーで勉強して良かったことは何ですか?

ジェイサットに登録して日本に来て良かったです。日本語教育が他の送り出し機関よりも評判がいいからです。日本語だけではなく日本に行って役に立つマナーも教えてくれたので、特に問題がありませんでした。本当に感謝しています。

J-SATアカデミーで勉強している後輩にアドバイスを!

ジェイサットアカデミーが日本語をちゃんと教えてくれているのに自分で100%の努力をしない生徒もいました。採用、内定が決まっても、学校にいるうちに十分自分の 能力を出さないと来日してから厳しいです。 他国で生活することは自分の家族と一緒にいる時と全く違います。全て自分でやることになります。仕事でも技術的な作業の前に、日本の会社員は基本的な掃除から一般ワーカーの仕事もやっているので、これから来る人は心の準備をしてきて欲しいと思います。また、来る前に日本語力を出来る限りつけてきた方がいいです。面接前にちゃんと考えて欲しいことがあります。日本の都道府県のどこで働きたいのか最初から自分で調べて決めてください。例えば、「北海道でもいい」と思って調べずに行って、1年だけで辞めてしまうと、企業にも、ジェイサットにも迷惑だし、自分も何の技術も身に着かないし、結果誰にもいいことがありません。最初からちゃんと調べて、ちゃんと考えてくると、日本で楽しく、長く続けられると思います。